更地だけではない!?注文住宅の土地にはいろいろな種類がある

更地だけではない!?注文住宅の土地にはいろいろな種類がある

もともと一戸建て住宅に住んでいた人が新築住宅を建築するときは別にして、注文住宅の家を建てるときには土地探しが必須です。この注文住宅の土地には、更地や古屋付き、建築条件付きなどの種類があります。また、分譲地のように水道・ガス・電気などのライフラインが整備済みになっている物件もあります。ちなみに、分譲地は大きな土地を区画整理して分割した形で販売が行われる土地物件です。更地も含まれますが、分譲地の名が付いているタイプは水道やガスなどの工事が完了している、このような設備工事費用も土地価格に含まれているのが特徴です。建築条件付きは、ハウスメーカーなどが決定していていくつかの間取りプランの中から選択するスタイルです。そのため、注文住宅の家を建てるときに、工務店やハウスメーカーが決まっている場合は不向きですが、間取りプランが決まっているため家が完成するまでの期間が短い、費用についても抑えることができるメリットもあります。

建築条件がある土地に注文住宅を経てる際の注意点

相場よりも安い価格で販売されている土地を購入して、注文住宅を建てるつもりなら、その土地に建築条件が設定されていないか確認してください。土地の価格が安い代わりに、指定した建築会社のサービスを利用して住宅を建築するといった、条件が設定されている場合もあります。建築会社の指定だけではなく、土地を購入してから一年以内に住宅を完成させるといった期限が設定されていることもあり、建築条件が厳しいほど土地の価格が安くなることも珍しくありません。住宅ではなく倉庫を建築したくても、購入した土地には住宅を建てるという条件を守れないので、建築計画を立てられなかったという例もあります。間取りや内装などは自由に決められることが多いので、家族構成に合う注文住宅を設計したい時に不便だと感じる心配はありません。農地として使われていた部分は、農地のまま残すという条件が設定されている場合もあるので、契約の内容を最初に確かめることを推奨します。